誤った出会い-サンタマリア-(ヨ・ジングくん)


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「マイ・ボス マイ・ヒーロー」のチョン・ウンイン、「極楽島殺人事件」のソン・ジルという個性派俳優の共演によるコメディー。かつて親友で今は犬猿の仲となっている2人の男が、交通警官とタクシー運転手として攻防を繰り広げる。

ソウルから故郷のヨンドクへ異動することになった警官のイルド。
ヨンドクでタクシー運転手として家族とともにささやかな生活を送っているホチョル。

幼なじみで親友だった彼らの関係は、15年前の高校生の時から狂い始めていた。
高校ではひとりの女性を奪い合い、軍隊に入れば先輩と後輩になってしまうという、まさに腐れ縁。
ホチョルは高校時代に初恋の人を奪われたことを、イルドは軍隊時代に殴られたことを未だに恨んでいた。
そんな彼らが、今度は交通警官とタクシー運転手という関係になって再びバトルを繰り広げることになり・・・。(SCRIPTVIDEOより)

【注意】
この映画は日本ではまだ発売になっていません。



よくありがちな、片方の大人げない嫌がらせから、やり返しやり返されの攻防でどんどんエスカレートしていくドタバタコメディーを想像していました。
となると、当然メインはこのおじさん二人な訳で、ジング君はだ単に息子役という事で出てくるだけなのでは?

そんな作品に天才ジングくんを呼ぶと言う事は、チョイ役だけど人気所だからという感じなのかと、正直期待したなかったんです…

でも、いろんな意味で騙されました…



あらすじの通り、イルドとホチョルは犬猿の仲で、顔を見れば喧嘩ばかりなのですが…


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息子同士はとっても仲良しで(笑)
ホチョルは息子のユビン(チェ・ウヒョクくん)がタソン(ヨ・ジングくん)と仲が良いのが気に入らない様子。

でも、昔の事なんて知らない子供達はそんなのおかまい無しです。

ちなみに、ユビン役のチェ・ウヒョクくんも結構いろんな作品に出てるんですよね。
日本でメジャーな作品でいうと「僕の世界の中心は君だ」で、主人公スホの少年期を演じています。

あと「奇跡の夏」にも出演していますね。
パク・チビンくんの友達役でしたが、重要な役割を演じて感動を誘っていました。

2007年には「飛べ ホ・ドング」という作品で主役も演じていますし、実は結構なベテラン君なんですよね。

でも、天才ジングくんと一緒では相手が悪かったです。
今回の作品では、完全に脇役です(苦笑)



こちらは、タソンがお父さんに贈った誕生日プレゼント。
中身はガムなのですが…

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パパ!!

気持ちが落ち込んでる時は、ガムみたいにいっぱい噛んで吐き捨てちゃえばいいよ。

僕はパパが笑っている顔が一番好きだよ。

あのね、僕、お願いがあるんだ。

日曜日にママと一緒にパパの誕生日をお祝いしたいな。



かわいい……(笑)
ホントに良くできた息子だ事。



そして二人は本当にママと一緒に3人で誕生日のお祝いをします。

ただし、ママは病院で脳死で寝たきりです。


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ケーキのローソクを消した後、パパに願い事をするように言うタソン。
でも結局タソンが代わりに言う事になります。


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「ママの笑顔を覚えていないから、またママに笑って欲しい」
「だから、パパは今すぐ何かやらないと…」

そう言いながら、変な踊りをやるように言うタソン。
最初は嫌がりながらも、イルドは変な踊りをやって、タソンもそれに続きます。
そんな、親子3人の楽しい時間も、決して長くは続きません。

イルドは医者に呼び出され、これ以上の延命処置はムダだと言い渡される。


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「もうママを行かせてあげよう」とタソンを説得するイルド。
でもタソンは「寝たきりでも行きていれば、またこうして顔を見に来る事が出来る」と永眠処置を拒否します。


ところがある日、突然タソンは学校の帰りがけにヤクザに誘拐されます。
誘拐された理由というのは、イルドが借金を返さずに逃げたからなのですが…



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連れて行かれる途中で、トイレに行きたいと騒いで逃げ出す作戦のタソンくん。
それにしても、トイレを我慢する演技がリアルです(笑)
天才ジングくんは、こんな演技も凄いんだな…と(笑)



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ヤクザに呼び出され、倉庫にやって来たイルド。
警察である事を捨て、力には力で対抗しようとするのですが、さすがに多勢に無勢で、一緒に来ていたホチョルと一緒にボロボロにされます。

その様子を見ながら泣き叫ぶタソンくん。
ジングくん、相変わらず凄いですね…この子は。


結局ヤクザの件は、ホチョルが保証人になるという事で、とりあえずは無事帰る事が出来ました。

ヤクザにお金を借りた金額は120,000ドル(約1,150万円)で、そのお金は妻の5年分の延命処置にかかた費用でした。

そういった事も理解してなのか、タソンは一人悩んでいました。



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そんな時に声をかえてくれたのが、ユビンの叔母さんでした。

ユビンと3人で、タソンが無事帰ってきたお祝いにとピザを食べに行くのですが、ママの事で悩んでいるタソンはやはり元気がありません。




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一人で海を見つめているタソンに、「石を思いっきりなげたらスッキリするよ」と声をかけるホギョン。


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「ほら!やってみなきゃわからないでしょ?」


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そして、今度は二人で「世界で一番会いたい人」の名前を叫びます。

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「オンマ〜!」


次はタソンの提案で、今一番嫌いな人の名前を叫びます。

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「オンマ〜!」


このシーン、二人のバックの青空がきれいで、大好きです。


ホギョンとこうして叫んだおかげで、ついにタソンも決心しました。

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「ママを行かせてあげよう」

本当は絶対に言いたくないはずの言葉を、絞り出すようにパパに伝えるタソン。

「きっとママだって、そう思ってっるよ。こんなふうにパパを苦しめ続けるのは、辛いって思ってるはずだよ」



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そして、ママとのお別れの日。
タソンは、ママに最後のお別れを言いに行きます。

ママ、ごめんね。
パパの事を悪く思わないで。

パパも一生懸命頑張ったんだよ…だから許してあげてね。

ママは先に天国に行って待っててね。

……僕もいつか行って、絶対に見つけるからね。

ママ…ごめんね。

ごめんね。

ごめんね…




何度も何度も謝る息子の声を聞いてか、ママはそのまま永遠の眠りに着きます。

生命維持装置を止めると言う事は、事実上人を殺すという事になる。
そんなふうに心に傷をおって欲しく無いと願うママの最後の愛情だったのでしょうか。



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「パパ、ごめんなさい。 ママ、ごめんなさい」

ただそう繰り返しながら泣くタソン。

私はいったい何回この子に泣かされるのでしょうか…
ストーリーもそうなのですが、ジングくんが泣いているのを見ると、どうしても泣いてしまうんですよね。


ただのドタバタコメディーで、ジングくんはちょい役だと思っていたのが、こんなヒューマンドラマだったとは…

天才ジングを起用するからには、何か理由があるとは思ったのですが、もの凄く納得です。


ただ、この映画のこのアプローチは正しかったのでしょうか?
個人的には、下手に内容の薄いコメディーで通されるよりは、こっちの方が良かったのですが、普通コメディーを見ようと思う人は笑いたい訳です。
でも、笑いの要素は有るには有るのですが、こっちの方がインパクトが強くて笑ってる場合では無かったです(苦笑)
なので、人によっては拍子抜けだったのではないかと…

とは言え、そういった先入観を抜きにすればとても良い作品だったと思います。

しかも、今まで見た中でも一番ジング君が活躍している作品かもしれないです。
この様子だと、日本で発売になるかどうかも微妙ですが、ぜひ日本でも見れるようにして欲しいです。

それにしても、これだけの実力を持っている子が助演止りではもったいない。
近いうちに、主演映画とか作って欲しと本気で願っています(笑)


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by 星野悠吾
02:31 | 誤った出会い-サンタマリア- | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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Comments

# 涙
この子凄いですね。
星野さんのコメントと画像だけで泣いてしまいました(iДi)
勿論星野さんの紹介が上手だからこそ伝わってきたんでしょうけど。
画像だけで泣かされたのは初かも(ノ_-。)
さすが天才と呼ぶだけあります。

この作品観たいなぁ。。。
by: 琉 | 2008/11/23 14:59 | URL [編集] | page top↑
# 琉さんへ
ジングくんは、ホントに凄いです。
デビューの時から見ている思い入れもあるのかもしれませんが、可愛くて演技が上手くて、完璧な子だと思っています(^_-)

作品を見たら、大変な事になりますよ…(笑)
この記事を書きながらですらボロボロでしたから(笑)

ぜひ観て欲しいです!
輸入版はいくつか超えなくてはいけない壁はありますけどね(苦笑)

日本でDVD出して欲しいです。
by: 星野悠吾 | 2008/11/23 18:48 | URL [編集] | page top↑
# 見ました
これもなかなか面白かったです。

前半はおじさん2人のいさかいがあまりにもアホ臭くて苦笑しましたが、男同士の友情?、あるいは親子愛の物語として、全体としてはよく描かれていたと思います。

韓国映画って、底に深い家族愛や友情が流れていて、それがとても温かくて懐かしい感じなんですよね。

タソンとイルド親子の食事のときの会話。
「パパはボクなしでは生きていけないよね。」
「そうだな」
「ボクもだよ」
「わかってる」
こんな会話をさらりと言ってみるところが日本映画にはない魅力でもあると思うんです。

ヨ・ジングくんも熱演で素晴らしかった。
植物状態の母を死なせたくない。でもそのために父がどれだけ苦しんできたことか。自分自身もさらわれたりして大変な目に遭い、とうとう決意を固め、「ママを行かせてあげよう」と涙ながらに父に切り出すところ、あの身を絞り出すようにして言うところはジーンときましたね。

あと、
「世界で一番会いたい人は?」
「オンマー!」
「世界で一番嫌いな人は」
「オンマー!」

このシーンも空がきれいでとても美しかったです。

今回チェ・ウヒョクくんはあまり出番なかったけど、「飛べホ・ドング」も見てみたくなりました。
by: すぎまる | 2009/08/08 17:59 | URL [編集] | page top↑
# お返事
そうなんですよ・・・
本来は、ドタバタコメディーのはずだったんです・・・
パッケージや予告で判断するとですけどね(苦笑)

何をやっても結局最後はヒューマンドラマで終わってしまうあたり、韓国らしくて良いんですけどね(笑)
その暖かくも懐かしい作風が、今のおばさま方にウケている要因の一つではないかと思います(笑)
最近の日本の作品は、やたらと展開が早かったり、カメラワークが忙しかったりで、見てて疲れるでしょうし(笑)

あと、韓国は人と人の壁が日本より圧倒的に低い感じがします。
どちらかと言うと、アメリカっぽいかな?

なので、イルドとタソンのような会話も普通に成り立つんですよね。
それはそれで、ちょっと羨ましい気もします(笑)

親しい仲なら携帯電話や携帯を勝手に見るのは当たり前ってのはには、最初はビックリしましたけどね(笑)


ジング君の演技、凄いですよね!
ちょっと生意気だけど、実は凄くお父さん想いで優しい子というのは、完璧です(笑)

私もすぎまるさんがコメントされたシーンはどれも好きですし、特に海のシーンは何度も見ました!

それと、病院で誕生日のお祝いをするシーンも好きなんです!
あのシーンのジング君は特に可愛いです!

最後の病院のシーンは、何度見ても号泣します・・
泣きの演技には定評のあるジング君ですが、さすがです。

ウヒョク君は、今回は完全に脇でしたが、キャリアではジング君に負けていません!
ちなみに、今回の舞台は韓国の田舎の方で、タソン親子以外みんな南部なまりなのですが、ウヒョクくんもしっかりなまってました!
脇に回っても主役級の役が出来る子はやっぱり違います!

わたしもホ・ドングはまだ見ていないのですが、いずれはと狙っています!

by: 星野悠吾 | 2009/08/08 23:55 | URL [編集] | page top↑

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